下町の江戸文化と新しい文化が混在する門前仲町。隣町は深川で、町の風景は昔ながらの店と新しいお店が共存している。
そしてここは「水の街」。四方を川に囲まれ、橋の数も覚えきれないほど。
「イタリアンキッチン&カフェマリナーラ」は地下鉄門前仲町駅からすぐの場所にある。オープンは2003年10月。
コンパクトなお店ではあるが、メニューは多彩。ドリンクには日本酒や焼酎もあるが、オープン当初はメニューにはなかったという。「料理もドリンクもお客様の要望があればどんどん取り入れています。」とマネジャーの藤田さんは語る。もちろんイタリアンの基本は崩さない。和風の創作料理にもイタリアンがベースにある。客層は平日は7〜8割が女性客だが、土日には家族での来店も多いという。
藤田さんは、以前は薪ピザ窯を使用している店で働いていた。が、独立にあたり、ガスピザ窯の採用を考えた。その理由の一つは人材の確保。薪窯だと出来上がりのレベルを保つには高いスキルの従業員が必要だからだ。そしてガスピザ窯を選定するにあたり、知人の紹介で当社のショールームを訪れていただき、GANJOUNEピザ窯の採用に至った。その決め手は焼き上がりと調整のしやすさ。燃料費(ガス代)は当初の予想よりはかかっているそうだが、薪窯に比べると、人件費等を含めたトータルではコストダウンにつながっているとのこと。
メインであるピッツァのメニューはナポリピッツァが12種類。生地の種類も白(プレーン)、赤(とうがらし入)、黒(イカ墨入)の3種といろいろな味わいを楽しめる。価格もSサイズ600円のものからあり、ハウスワイン一杯が200円からあるため、低料金でも十分満足できる。またパスタや他の料理、ドリンクも豊富にそろえている。ピッツァは営業時間内であればいつでもテイクアウトOKで電話での注文も可能。
お店のコンセプトは「地域密着」、「明るい雰囲気」、「元気」、「低価格」。―カフェマリナーラはお客様の要望を採り入れながらさらに進化して行く・・・。
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